2009/10/29

爪もみで免疫力アップ!

免疫力をアップして健康を増進するために「爪もみ」をやってみませんか?
現代人がかかえている病気の殆どは、自律神経のうちの交感神経が過度に緊張し過ぎて、リンパ球が減少し、免疫力が低下することが原因となっています。交感神経の緊張はその他にも全身の血流を阻害したり、活性酸素を大量に発生させます。

そこで「爪もみ」です。
爪の生え際には、神経線維が密集しているため、ここを刺激することにより、交感神経側に傾いた自律神経の働きを副交感神経が優位な方向に導きます。その結果、リンパ球が増え、免疫力がアップするのです。
爪もみは、殆ど全ての病気に有効と言われますが、特に親指は、ぜんそく・咳などの呼吸器系の病気に、人差し指は、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃弱などの消化器系の病気に、中指は耳鳴り・難聴などの耳の症状に、小指は、脳梗塞・高血圧・物忘れ・パーキンソン病・メニエール病・不眠・糖尿病・肥満・子宮筋腫・生理痛・うつ症状・肝炎など、循環器系の病気に対応しています。

「爪もみ」の仕方は、爪の生え際の両脇を、反対側の手の親指と人差し指で両側から、少し痛いと感じるくらいの強さで、押すようにもみます。これを親指、人差し指、中指、小指の順に各々10秒ずつを目安にもみましょう。
また、薬指は、交感神経を刺激してしまうため、もまないようにします。
これを1日に朝昼晩の3回ほど行うようにすると、徐々に体のつらい症状が改善して来ます。(ただし、症状により、個人差はあります)手の指の爪もみの他、足の指の爪もみも効果があります。

爪もみは、誰でも手軽にできる健康法なので、是非毎日の生活に取り入れてみましょう。

2009/10/26

冷え症を予防しよう

だんだん、寒くなって行くこの時期、毎年「冷え症」に悩まされるシニアの方は、今のうちから予防しておきましょう。
体は、外気の寒さを感じると、内蔵や脳などの生命にとって大切な器官に優先的に血液を流そうとします。そのため、手や足などの末端血管は収縮して血流も少なくなるため、一時的に手足が冷たくなります。通常は、ある程度の時間がたてば元に戻りますが、「冷え症」の場合は、いつまでも末端の毛細血管が縮んだ状態が続き、血流が回復しないという状況が続きます。

このような「冷え症」を放っておくと、手足のしびれや肩こり、頭痛、便秘、腰痛やむくみなど体のさまざまなトラブルの原因になります。 また、全身の血行が悪くなるため、シミやシワなどもできやすくなります。
「冷え症」を予防するには、末端の毛細血管の収縮が早めに回復できるように、全身の血行を良くしておく事です。そのためには、ウォーキングや家の中でもできるストレッチなどで、体を動かす習慣をつけておきましょう。
食生活では、熱を生み出す元となる3大栄養素と、これらをエネルギーに変える働きのあるビタミンやミネラルをきちんと摂ることが大切です。また、大根、ごぼう、人参などの野菜類を多くとるようにしましょう。このような根菜類は、体を温める働きがあります。その他、ショウガやにんにく、唐辛子、ねぎなどの香辛野菜も血行を良くする働きがあります。

毎日の入浴は熱いお湯に短時間でつかるより、ぬるめのお湯にゆっくりつかるようにすると、体の芯から温まるため、冷え症の予防になります。
また、普段から厚めの下着、くつしたや手袋、マフラーの着用などで、体を冷えから守るようにしましょう。おなかを冷やさないための腹巻なども有効です。

2009/10/20

サツマイモは健康と美容に良い

サツマイモがおいしい季節になりました。サツマイモは実は健康と美容にとても良い食品なのです。一昔前までは、「サツマイモを食べると太る」と言われましたが、意外にもお米と同じ量を食べてもカロリーが低いのです。サツマイモは糖分が多いため太る食品と誤解されていましたが、蒸したサツマイモとご飯のカロリーを比較すると、100グラムあたりのカロリーは、ご飯が約150キロカロリー、サツマイモは125キロカロリーです。

サツマイモの主成分はでん粉ですが、各種ビタミンやミネラル類も豊富に含まれています。また、セルロース、ペクチンといった食物繊維も非常に多く含まれています。食物繊維には腸内をきれいにし、便秘を解消させる作用がある他、血液中のコレステロールを低下させたり、血糖値をコントロールする働きもあります。
黄色みを帯びたサツマイモに含まれるβ-カロチンは脂質抗酸化物質として生体膜を守り、がん細胞の増殖を抑制する働きがあると言われています。
また、サツマイモに含まれるミネラルの一種、カリウムには、ナトリウムを排泄する作用があり、高血圧の予防にもなります。
その他、サツマイモにはみかんと同じくらいのビタミンCが含まれていますが、美容にも良いこのビタミンCは熱に強く、焼き芋にしても約30%ほどの損失で済みます。また、老化を防ぎ、若々しさ保つ栄養ビタミンEも含まれています。アルカリ性のダイエット食品としても脚光を浴びているサツマイモをもっとたくさん食べたいですね。

ところで、サツマイモを料理する場合は、良く洗って皮のまま料理するか、むく場合はできるだけ皮を薄くむくのがポイントです。皮の近くに食物繊維などの栄養素が集中しているからです。

2009/10/07

ストレスと過敏性腸症候群

過敏性腸症候群は、大腸や小腸などに異常が認められないにもかかわらず、腹痛や下痢、便秘などを繰り返すという症状が現れます。心理的な不安やストレスなどが原因となって引き起こされるもので、下痢型、便秘型、下痢と便秘の両方を繰り返す交替型の3つに分類されます。

過敏性腸症候群(irritable bowel syndrome)は、略して「IBS」とも言いますが、島根大医学部第二内科の木下芳一教授の調べによると、国内の20-79歳の男性のうち、下痢系の過敏性腸症候群にかかっている人が1割近くいることが分かりました。しかし、この疾患についてまだ知らない人も多く、市販薬を飲んで我慢してしまうというケースが多いようです。
腹痛や下痢、急な便意や便秘、ガスがたまるなどの胃腸の症状が長期的に続くようなら、病院を受診してみましょう。
病院では問診の後、性格テストや心理テスト、自律神経の働きを調べる検査などを行い、過敏性腸症候群かどうかを調べます。便秘や下痢などの症状を緩和するために、「腸運動調整薬」や「抗うつ薬」、「精神安定剤」などが処方される事もあります。

しかし、何よりも心の不安を取り除き、ストレスを軽減する事が大切です。現代はストレス社会と言われていますが、そのストレスを心の中に溜め込んでしまうと、自律神経のバランスが崩れ、排便のメカニズムが狂ってしまうという悪循環に陥りがちです。
過敏性腸症候群と診断されてもあまり心配せず、おおらかに構え、規則正しい生活を送るようにしましょう。

2009/10/05

健康生きがいづくりアドバイザー

秋は、好きな趣味に没頭したり、資格を取得したりするのにはとても良い季節です。まだまだ元気なシニアの方は、得意な分野で資格を取得してみませんか?

「健康生きがいづくりアドバイザー」という資格がありますが、これは中高年者を対象にした、人生の生きがいづくりをサポートする専門のコンサルタントです。日本は今、超高齢化社会に向かっていますが、年金問題や介護問題、老人医療問題などのさまざまな問題がシニア世代を直撃しています。「人生80年時代」と言われる長い人生を、健康で生き生きと過ごすにはどのようにしたら良いか、専門的な立場から助言とサポートを行う「健康いきがい作りアドバイザー」が求められているのです。
「健康生きがいづくりアドバイザー」は、健康で豊かな老後に向け、行政や企業、地域や各施設などのさまざまな組織や団体と連携し、中高年者の生きがいづくりを支援します。

「健康生きがいづくりアドバイザー」の受験資格は、特になく年齢、性別、学歴などに関係なく誰でも受ける事ができます。この資格は、通信講座か養成講座で、支援活動の基本論などを学んだ後、一次試験を受けます。試験に合格後、3泊4日の資格認定研修会を受講します。資格認定研修会では、健康生きがいづくりアドバイザーとして必要とされる知識と技術を実践を通してマスターします。この研修会を受講した後に、最終資格審査試験を受験し、認定・登録となります。

「健康生きがいづくりアドバイザー」試験の問い合わせ先
 財団法人 健康・生きがい開発財団   
 東京都文京区小石川5-2-2 わかさビル4F 
  TEL:03-3818-1451

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