2010/11/24

自分に合うサプリメントを選ぼう

自分の健康は、自分で守って行く時代になりました。病気になってから治療するより、病気にならないように予防することがより重要です。そこで大きな味方となってくれるのがサプリメントです。現在、サプリメントはドラッグストアはもちろん、インターネット通販でも、コンビニでも、スーパーマーケットでも手軽に買えます。
しかし、安易に手に入るからと言って、自分に合わないサプリメントを選んでしまうとまったく効果がないばかりか、時には副作用で体調を崩してしまうこともあります。自分にぴったりのサプリメントを選ぶにはある程度の情報収集が必要となります。高価なサプリメントだから効くというわけでもなく、自分の体質や症状、生活環境などにマッチした場合に効くというのがサプリメントです。

サプリメントは薬ではないので、即効性はありません。日本ではサプリメントは食品に分類されていますが、摂取してからある程度の期間をかけて徐々に免疫力をつけたり、自然治癒力を高めたり、体質を改善して行きます。穏やかな変化なので、本当に自分に効いているのかどうかがわかりにくいのですが、「朝の目覚めがすっきりする」とか「何となく体調がいい」と感ずることができれば、効いているといっていいでしょう。
血圧を下げるサプリメントや、コレステロールを下げるサプリメント、血糖値を下げるサプリメントなどは、定期的に測定してみることにより、具体的な効果を知ることができます。
ある程度の期間、摂取しても何も変化が感じられなかったり、「気分が重い」「皮膚にかゆみが出てきた」などという場合は合わない可能性がありますので、中止するようにしましょう。
また、サプリメントを購入する場合は必ず、成分表示と摂取時の注意書きを確認してください。どんな症状を改善したいのか、またどんな病気を予防したいのか、目的をはっきりさせることにより、自分に合うサプリメントを選びやすくなります。

参考サイト 症状別サプリメントなび

2010/11/03

「世界糖尿病デー」と「全国糖尿病予防週間」

糖尿病の患者数が世界的な規模で年々増加しています。現在、世界の成人人口の約5~6%が糖尿病をかかえており、このまま行けば、2025年には3億8, 000万人にも達すると言われています。
この糖尿病の脅威に対して、国連は11月14日を「世界糖尿病デー」として指定し、全世界をあげて糖尿病の撲滅キャンペーンを実施しています。この日は糖尿病治療に必要な「インスリン」を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞したフレデリック・バンティング博士の誕生日に因んでいるそうです。

40歳以上の3人に1 人が糖尿病または糖尿病予備群である日本では、11月8日から11月14日を「全国糖尿病予防週間」に指定し、「世界糖尿病デー」と合わせて、糖尿病予防と重症化防止に向けた啓発運動を全国的に開始しています。

糖尿病は、初期には殆ど自覚症状がないため、見逃されやすい病気です。糖尿病が進行すると「のどが渇きやすくなる。疲れやすくなる。尿の量が多くなる。体重が減る。食欲が旺盛になる。だるい。手足の感覚がない。」などの症状があらわれます。
そしてこのような症状を抱えたまま放置しておくと、網膜症(視力低下、最悪の場合失明)、腎症(腎不全による透析導入)、神経障害(しびれ、感覚麻痺)などの重大な合併症が現れます。これを防ぐためには、定期的な健康診断を受け、早期発見、早期治療を開始することが何よりも大切です。

世界糖尿病デーの11月14日には、糖尿病啓発運動への団結を意味するブルーサークルに因んで、日本の東京タワーをはじめ、エンパイアステートビルやエッフェル塔、アテネのパルテノン神殿、カナダのバンティング・ミュージアムなど世界の200ヵ所以上でブルーのライトアップが行われます。

これを機に糖尿病への関心を高め、早期発見、早期治療につとめましょう。

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