寒さが厳しくなるとともに、手が荒れるというシニアの方は早めにケアしておきましょう。年末はどうしても忙しく、手の荒れに気づかない場合さえあります。
ひびやあかぎれ、しもやけなどがひどくなると、化膿してしまうことさえあります。
寒い時期に手が荒れるのは、気温の低下と空気の乾燥が原因です。手荒れに気づいたら、保湿成分の入ったハンドクリームを塗り、皮膚を保護するようにしましょう。
もうすでにひびやあかぎれができていて、痛みがある場合、寝る前にハンドクリームをたっぷり塗り、綿の手袋などをして寝ると、翌朝にはかなり改善されます。
もともと人間の皮膚は、「皮脂」という天然のクリームに覆われ、保護されています。しかし、加齢に伴い皮脂の分泌量は低下します。冬は気温の低下により皮膚表面の抹消血管が収縮するため、さらに皮脂の分泌量は低下します。
皮脂が少ない肌はカサカサ状態になり、ひびやしわを作りやすくなりますが、空気の乾燥がそれに追い討ちをかけます。
皮脂は、お湯や合成洗剤でも溶けて落ちてしまいます。寒い朝など、どうしてもお湯で手を洗いたくなりますが、なるべく水かぬるめのお湯を使うようにしましょう。
また、家事をするときには、必ずビニール手袋かゴム手袋をしてから行いましょう。
2012/12/27
2012/12/16
手軽にできるラジオ体操
運動したいけど、外は寒い。北風が吹いて雪もチラチラ。
そんな時でも、手軽にできる運動がラジオ体操です。「新しい朝が来た・・・」の歌でおなじみのラジオ体操は、いつでもどこでもでき、あまり体に無理もかからないので、シニアの方にもおすすめです。
ラジオ体操には、第一と第二がありますが、第一は子供から高齢者まで一般の人ができるような内容になっており、第二のほうはややテンポが速く、体を鍛えて筋力をつけられるようになっています。
第一はわずか3分くらいですが、体を伸ばしたり、腕を回したり、ねじったり、両足で跳んだりと400種類以上ある前進の筋肉をまんべんなく動かせるように作られています。
このラジオ体操第一を毎日やるだけでも、全身の血行が良くなり、肩こりや腰痛が軽減したり、筋肉がついて足腰が鍛えられたり、免疫力がアップして病気にかかりにくくなったりします。
また、ラジオ体操は朝やるものと決まっているわけではありません。昼にやっても、夕方にやっても良いし、一日に一回と限らず2回やっても3回やってもいいのです。
健康増進のためにも、ラジオ体操を毎日の生活に取り入れてみましょう。
そんな時でも、手軽にできる運動がラジオ体操です。「新しい朝が来た・・・」の歌でおなじみのラジオ体操は、いつでもどこでもでき、あまり体に無理もかからないので、シニアの方にもおすすめです。
ラジオ体操には、第一と第二がありますが、第一は子供から高齢者まで一般の人ができるような内容になっており、第二のほうはややテンポが速く、体を鍛えて筋力をつけられるようになっています。
第一はわずか3分くらいですが、体を伸ばしたり、腕を回したり、ねじったり、両足で跳んだりと400種類以上ある前進の筋肉をまんべんなく動かせるように作られています。
このラジオ体操第一を毎日やるだけでも、全身の血行が良くなり、肩こりや腰痛が軽減したり、筋肉がついて足腰が鍛えられたり、免疫力がアップして病気にかかりにくくなったりします。
また、ラジオ体操は朝やるものと決まっているわけではありません。昼にやっても、夕方にやっても良いし、一日に一回と限らず2回やっても3回やってもいいのです。
健康増進のためにも、ラジオ体操を毎日の生活に取り入れてみましょう。
2012/12/04
糖尿病と高血圧には密接な関係が
代表的な生活習慣病である糖尿病と高血圧。このふたつには密接な関係があることがわかっています。
どちらも症状の自覚がないまま進行して行くという特徴がありますが、糖尿病の人が高血圧になる割合はそうでない人に比べて約2倍、高血圧の人が糖尿病になる割合も約2倍高いと言われます。
血液中の血糖値が高いと血液はドロドロの状態になりますが、血液を送り出すときに必要以上に圧力がかかるため、糖尿病の人は高血圧になりやすいと考えられています。
糖尿病の中でも肥満が原因となる2型糖尿病は、同時に高血圧や脂質異常症を引き起こします。そのため、糖尿病の人は高血圧を合併しやすく、高血圧の人は糖尿病を合併しやすいのです。
そして、糖尿病と高血圧は互いに影響し合って動脈硬化を促進し、脳疾患や心疾患のリスクを高めます。
また、高血圧をあわせ持っている場合、糖尿病性腎症や網膜症も悪化しやすくなります。
血糖値が高く、糖尿病の危険のあるシニアの方は、血圧のコントロールも忘れないようにしてください。今のところ高血圧だけというシニアの方は、血糖値が上昇しないように留意してください。
糖尿病も高血圧も、長年の生活から来る生活習慣病のひとつなので、食事や運動など、日常生活を改善することで予防することが可能です。
特にメタボリックシンドロームの原因となる肥満は、糖尿病にも高血圧にも直結しますので、十分に注意しましょう。
どちらも症状の自覚がないまま進行して行くという特徴がありますが、糖尿病の人が高血圧になる割合はそうでない人に比べて約2倍、高血圧の人が糖尿病になる割合も約2倍高いと言われます。
血液中の血糖値が高いと血液はドロドロの状態になりますが、血液を送り出すときに必要以上に圧力がかかるため、糖尿病の人は高血圧になりやすいと考えられています。
糖尿病の中でも肥満が原因となる2型糖尿病は、同時に高血圧や脂質異常症を引き起こします。そのため、糖尿病の人は高血圧を合併しやすく、高血圧の人は糖尿病を合併しやすいのです。
そして、糖尿病と高血圧は互いに影響し合って動脈硬化を促進し、脳疾患や心疾患のリスクを高めます。
また、高血圧をあわせ持っている場合、糖尿病性腎症や網膜症も悪化しやすくなります。
血糖値が高く、糖尿病の危険のあるシニアの方は、血圧のコントロールも忘れないようにしてください。今のところ高血圧だけというシニアの方は、血糖値が上昇しないように留意してください。
糖尿病も高血圧も、長年の生活から来る生活習慣病のひとつなので、食事や運動など、日常生活を改善することで予防することが可能です。
特にメタボリックシンドロームの原因となる肥満は、糖尿病にも高血圧にも直結しますので、十分に注意しましょう。
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