2015/12/13

鼻の中が乾燥してムズムズする

冬になり空気が乾燥すると、皮膚も乾燥してかゆみが出たりしますが、鼻の中も乾燥しやすくなります。鼻の中が乾燥すると、鼻水が出るわけでもなく、風邪をひいているわけでもないのに、なぜかムズムズして鼻をかみたくなります。
これは、「ドライノーズ」という症状で「乾燥性鼻炎」とも言います。目が乾燥すると「ドライアイ」、口の中が乾燥すると「ドライマウス」と言っていますが、同様に鼻の中が乾燥すると「ドライノーズ」というわけです。

加齢とともに肌が乾燥しやすくなるように、「ドライ○○○」という症状も出やすくなるようですが、多くは体質によるものです。
しかし、鼻の粘膜が乾燥するドライノーズは、不快なだけでなく、放っておくと外部から侵入したウィルスやホコリなどをキャッチすることができず、そのまま肺の中まで送り込んでしまうことになり、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。

対策としては、加湿器などを利用して室内の乾燥を防ぐことが大切ですが、濡らして絞ったバスタオルなどを近くにかけておくだけでも湿度調整に効果があります。
また、外出時には、ぬれたガーゼを入れたマスクを着用すると、鼻の乾燥を防ぐことができます。


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