2011/10/01

りんごを食べて医者いらず

おいしいりんごが出回る季節になりました。
昔から「一日一個のリンゴは医者いらず」と良く言われますが、りんごには実際にすばらしい健康効果が認められています。りんごには、美容と健康に良いペクチン・カリウム・ポリフェノールが豊富に含まれているからです。

ペクチンは、水溶性の食物繊維ですが、腸内に入ると消化物やコレステロールを包み込んで体外に排出させやすくするほか、ゼリー化して粘膜の炎症部分を保護する働きがあります。また、腸内の善玉乳酸菌を増やす働きがあるため、下痢や便秘の改善にも役立ちます。

カリウムには、体内のナトリウムを排出する働きがあり、血圧を下げる効果が期待できます。血圧を下げることができれば、心疾患や脳卒中のリスクを減らすことができます。

ポリフェノールには、活性酸素の発生を抑えて動脈硬化、糖尿病、大腸がんなどのさまざまな生活習慣病を予防する働きがあるほか、美白効果や老化防止効果があります。
この他にもりんごには、酸味のもとになっているりんご酸やクエン酸が含まれ、疲労回復や食欲増進にも効果があります。

さらに生のりんごは、低カロリーで食物繊維が豊富で腹持ちが良いという特徴があります。そのため食前にりんごを食べると、食事の量を減らすことができ、ダイエットにも効果を発揮します。
美容と健康のためにも、今が旬のりんごをたくさん食べるようにしましょう。

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