2014/03/03

花粉症と風邪を見分けるには?

少しだけ春らしくなって来ましたが、これから本格的に花粉が飛ぶシーズンに入ります。ところが、ちょうど朝夕の気温差が激しく、風邪をひきやすい時期とも重なります。
くしゃみや鼻水が出るけれど、風邪なのか花粉症なのかわからないということになりがちです。しかし、花粉症と風邪の症状は似ているようですが、明らかな違いもあります。

花粉症と風邪を見分けるには、まず熱があるかどうかを確認してみてください。花粉症で鼻づまりなどの症状が重い場合、時に微熱が出ることがありますが、通常は熱があれば風邪と思って間違いありません。
くしゃみは、花粉症の場合も風邪の場合も出ますが、たてつづけに何度も出るのは花粉症です。また、鼻水は透明で流れるようにスーッと出るのは花粉症。ドロドロしていて時に黄色っぽい色がついているのは、そこにウィルスがいるためで、風邪です。
このようなくしゃみや鼻水に加えて目のかゆみがあるのは、花粉症と判断できます。
さらに咳が出たり、頭痛、下痢、悪寒などは風邪特有の症状で、花粉症にはあまり見られません。

花粉症と風邪の見分けがつけば、どのように対処したら良いかもわかってきます。風邪なら、暖かくして体を冷やさないようにし、栄養のあるものを食べて体力をつけることにより、回復を早めることができます。
花粉症は、3月、4月と約2ヶ月ほど続くので、ちょっと長期戦になりますが、マスクで花粉を吸い込まないようにしたり、部屋の中に花粉を取り入れないようにするだけでも、症状を軽くすることができます。ヨーグルトを食べたり、甜茶やべにふうき緑茶、シソジュースなどを飲むのも花粉症対策に役立ちます。



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