2019/06/02

「蕎麦を食べると長生きする」と言われるのはなぜか

ひやむぎやそうめんなど、さっぱりとした麺類がおいしい季節になりましたが、暑い季節も寒い季節も変わらずに人気があるのが蕎麦です。

江戸時代の頃から庶民に親しまれてきた蕎麦は、昔から「蕎麦を食べると長生きする」と言われてきました。

蕎麦には良質なタンパク質やビタミン類、食物繊維などが含まれていますが、特筆すべきはポリフェノールの一種である「ルチン」が豊富に含まれていることです。

このルチンには、毛細血管を強くして血液を流れやすくする効果や老化の原因となる活性酸素を取り除く抗酸化作用があることが知られています。

血管が丈夫になり、血液がサラサラと流れるようになれば、高血圧や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病を防ぐことができます。

血行が良くなって体全体に栄養素が行き渡るようになれば、髪の毛を健康に保つ効果や美肌効果などのアンチエイジング効果も期待できます。

また、蕎麦には食物繊維も豊富に含まれているため、腸内をきれいにして便通を整えることができます。

このように、蕎麦には優れた健康効果やアンチエイジング効果があるため、蕎麦を多く食べる人は結果として「長生きする」ということになります。

さらに、ねぎやショウガ、刻みのり、青シソなどの薬味を添えれば健康効果も一段とアップしそうです。

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