若い女性を中心に「グリーンスムージー」が人気になっていますね。
「グリーンスムージー」とは、米国のローフード(非加熱調理)研究家が考案したもので、緑色の葉物野菜と果物、水だけをミキサーで混ぜ合わせて作ったものを言います。単なる野菜ジュースでは?とも思われますが、グリーンスムージーの場合は、でんぷん質の多い穀類や根菜類、砂糖や塩などの調味料は一切入れないで作ります。
グリーンスムージーを毎日続けると、むくみや便秘が解消して肌もきれいになり、体の中から元気が沸いてくるという経験をした方が多いようです。
これは、緑色の葉の部分に含まれる「クロロフィル」の分子が、人間の血液の分子に近いため体内の血液がきれいになり、めぐりも良くなるからと考えられています。また、野菜の葉や果物には健康と美容に良いビタミンやカルシウム、その他のミネラル類、アミノ酸、酵素、食物繊維などが豊富に含まれているため、新陳代謝も活発になります。
体の中の毒だし(デトックス)にもなり、自然とダイエット効果が現れる人もいます。
本格的にグリーンスムージーを行う場合は、他の食べ物とは一緒に摂らず、何かを食べるときは、前後40分程度おくこととされ、常温で1日1リットルほど飲むと効果的とされていますが、シニアの方には無理のない方法で行うことをおすすめします。
バナナを入れると甘味が出て飲みやすくなりますが、どうしても飲みづらいという方は、ハチミツなどを入れてみましょう。また、1日1リットルというより、1日コップ1杯くらいを目安に、好きな時間においしく味わいながら飲むほうが長く続きます。
最近では、このグリーンスムージー関連の書籍がいくつか出版されていますので、興味のある方は書店で探してみてください。
2012/10/25
2012/10/13
朝の血圧が高いときは要注意
現代の日本では4人に1人が高血圧と言われていますが、特に注意したいのは朝の血圧です。
日本高血圧学会のガイドライン2009では、140-90mmHg以上を高血圧としていますが、普段は正常値のシニアの方も、あるいは降圧剤を飲んでいる方も朝は血圧が高くなる傾向があります。
それは、人間の体が目が覚めると同時に交感神経が活発になって脈拍も速くなり、血圧が上昇するようにできているからです。日中の活動に備えるための自然な反応ですが、この朝の高血圧に伴って脳卒中や心筋梗塞、狭心症発作などが起こりやすくなっているのも事実です。
朝の高血圧を「早朝高血圧」とも言いますが、朝は脳疾患や心疾患の発作が他の時間帯に比べ3倍も多いこともわかっています。
気になるシニアの方は、家庭で毎朝の血圧を測定して記録してみてください。朝の血圧が高いとわかった方は、朝起きるときに急に起き上がらないように注意してください。
血圧が一気に上昇して脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなるからです。
目が覚めたらすぐには起き上がらず、布団の中で腹式呼吸をしたり、手足をマッサージなどしてからゆっくりと布団から出るようにしましょう。
もちろん、朝の血圧があまりにも高く毎日続くようなら、血圧測定の記録を持参してかかりつけの医師に相談することも大切です。場合によっては、早朝高血圧をコントロールできるような降圧剤に変えてもらうこともできます。
日本高血圧学会のガイドライン2009では、140-90mmHg以上を高血圧としていますが、普段は正常値のシニアの方も、あるいは降圧剤を飲んでいる方も朝は血圧が高くなる傾向があります。
それは、人間の体が目が覚めると同時に交感神経が活発になって脈拍も速くなり、血圧が上昇するようにできているからです。日中の活動に備えるための自然な反応ですが、この朝の高血圧に伴って脳卒中や心筋梗塞、狭心症発作などが起こりやすくなっているのも事実です。
朝の高血圧を「早朝高血圧」とも言いますが、朝は脳疾患や心疾患の発作が他の時間帯に比べ3倍も多いこともわかっています。
気になるシニアの方は、家庭で毎朝の血圧を測定して記録してみてください。朝の血圧が高いとわかった方は、朝起きるときに急に起き上がらないように注意してください。
血圧が一気に上昇して脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなるからです。
目が覚めたらすぐには起き上がらず、布団の中で腹式呼吸をしたり、手足をマッサージなどしてからゆっくりと布団から出るようにしましょう。
もちろん、朝の血圧があまりにも高く毎日続くようなら、血圧測定の記録を持参してかかりつけの医師に相談することも大切です。場合によっては、早朝高血圧をコントロールできるような降圧剤に変えてもらうこともできます。
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