2010/04/11

季節の変わり目の体調不良に注意

季節の変わり目になると、決まって体調を崩すという方がいます。
風邪をひいたり、原因不明の肩こりや胃腸障害、頭痛や吐き気などの症状が現れたりします。
特に今の時期は気温の高低差が激しく、今日は暖かいけれど次の日は冬に戻ったかのように寒いという事が頻繁にあります。

そのような気温の変化に自律神経が対応しきれなくなると、免疫力や抵抗力が落ちてしまい、風邪をひきやすくなったり、まるで自律神経失調症のような色々な症状が現れたりします。
それは気温の変化ばかりではなく、環境の変化も影響してきます。
4月と言えば、学校や企業では新年度を迎え、人間関係も変わって来て精神面のストレスもたまります。企業の第一線で働いているシニアの方にも、すでにリタイアしてセカンドライフを楽しんでいるシニアの方にとっても、4月は何らかの変化のある月なのです。
自律神経がそのような環境の変化に対応しきれなくなると、体調不良という形で現れて来ます。

このような季節の変わり目の体調の変化を避けるには、気温の変化を肌で感じられるようにしておく事です。夏も冬もエアコンで一定の温度の中にいたのでは、人間の体が本来持っている気温の変化に対応していく力を眠らせてしまうことになります。気温の変化を肌で感じ、寒かったら上着を一枚はおる、暑かったら半そでの服を着るなどの工夫をしてみましょう。
このように自律神経を鍛え、正常に働くようにしておけば、体調不良も消滅して行きます。
また、精神面では、環境の変化をおおらかな気持ちで受け入れてみましょう。変化を楽しむくらいの余裕があれば、季節の変わり目に自律神経が乱れることも、体調を崩すこともなくなります。

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