2010/04/12

がんは予防できる病気

日本では今、がんは死亡原因の第一位となっており、全死亡数に占める割合は30.3%となっています。約3人にひとりが、がんで亡くなっている事になります。
シニア世代にとっては、決して無視できない数字です。
がんと聞くと、「不治の病」というイメージが強く、恐怖さえ感じてしまいますが、しかし、がんは本来予防できる病気なのです。また、たとえがんになったとしても、早期発見なら現在の医療技術により完治が可能な病気になって来ています。

人間の体の中では誰でもがん細胞が発生しています。40歳を過ぎると毎日5,000個以上のガン細胞が発生していると考えられています。私たちを取り巻く生活環境には発がん物質と言われるものが数多く存在していますが、その発がん物質の影響で正常な細胞の遺伝子が変異を起こし、がん細胞が生まれるのです。しかし誰もががんになるわけではありません。毎日生まれているがん細胞を身体に備わっている免疫監視機能が発見し、撃退しているため、多くの人はがんにならずに済んでいるのです。

がんを予防するには、身の回りから発がん物質を退ける事が大切です。
しかし、それよりも大切なのは、普段から免疫力をアップしておく事です。身体の中の免疫監視機構が正常に作動すれば、がん細胞を排除してしまうことができるからです。

免疫力をアップして、がんを予防するにはバランスのとれた食生活や、無理のない規則正しい生活が大切です。また、睡眠をたっぷり取り、ストレスをためないようにしましょう。
「アクティブシニア」と言われるように、毎日を活動的に生き生きと生きる事も大きながん予防法です。

中高年からのガン予防

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