2010/08/03

夏の暑さと高血圧

夏の暑さは、熱中症を引き起こす危険がありますが、そればかりではありません。血圧にも関係して来ますので、高血圧症のシニアの方は十分に注意してください。
暑いとたくさん汗をかき、体の水分が失われて行きます。そのまま水分を補給しないでいると、血液がドロドロ状態になり、血圧が上昇し、心筋梗塞を起こしやすくなるのです。
また、冷房のきいた場所から外に出る時なども注意が必要です。寒い冬の時期がそうであるように、夏もまた急激な気温の変化につれて、血圧も上下しやすくなるからです。急激な血圧の上昇によって、脳や心臓の血管が破れたり、血管が詰まったりと、重大な症状を引き起こします。
このようなことを防ぐためには、汗をたくさんかいたらこまめに水分を補給し、血液が濃くなるのを防ぐことです。熱中症予防には、水分の他に塩分も必要ですが、高血圧症の方は塩分の摂りすぎにも注意してください。また、冷房の温度はあまり下げすぎず、室内と外を行き来しても体が対応できるような温度差にしておきましょう。
猛暑の夏は、熱中症の予防とともに、血圧の上昇にも十分に注意しましょう。

  高血圧対策・原因と予防法

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