生姜には、色々な効果・効能がありますが、コレステロール値が気になるという方にもおすすめの食材です。生姜には、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やして脂質異常を改善する働きがあるからです。
コレステロールは、もともと私達の身体の細胞の膜になったり、副腎皮質ホルモンや性ホルモンの材料にもなるので、必要不可欠なものです。しかし、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が増えすぎると脂質異常症を招き、さらには動脈硬化を悪化させ脳卒中や心臓病などの生活習慣病のリスクを高めます。
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らし、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やせば、リスクを低くすることができますが、そのために有効な方法のひとつが生姜の摂取です。
生姜は、生のままスライスして食べたり、すりおろして冷奴にのせたり、漬物にしたり、あるいは肉にまぶして生姜焼きにしたりと、色々な食べ方ができます。一日3gのショウガ粉末を1.5ヶ月間摂り続けた場合、3ヶ月くらいで脂質異常が改善されたという臨床研究もありましたが、毎日少しずつ食べることにより、悪玉コレステロールの減少が期待できます。
生姜には、脂質異常を改善する働きのほかにも、消化吸収を促進したり、抗菌・解毒効果、血液サラサラ効果、免疫力アップ効果などがあるので、特に体力が消耗しやすい真夏には積極的に摂りたい食材です。
2013/06/25
2013/06/11
黒酢を飲んで血圧を下げる
酢には、さまざまな健康効果・美容効果がありますが、特に血圧の高いシニアの方には黒酢がおすすめです。黒酢は、発酵・熟成期間が長いため、通常の穀物酢に比べアミノ酸や有機酸、ビタミン類・ミネラル類の含有量が圧倒的に多いという特徴があります。
血圧を下げる効果があるとされているのは、黒酢に多く含まれている「アミノ酸」ですが、全身の細胞の原料となるアミノ酸には、血行促進作用や血圧安定作用があります。
また、酢の主成分である酢酸が細胞に取り込まれると「アデノシン」という物質が出てきますが、このアデノシンは血管の壁に作用して血管を拡げます。
さらに黒酢に含まれている「アンジオテンシン変換酵素(ACE)」は、血圧を上げようとする物質を抑えこむ働きがあります。高血圧の治療薬として使われている「ACE阻害薬」と同じような作用があるため、血圧低下が期待できます。
そのほか、黒酢には血液サラサラ効果や、コレステロール抑制効果があることも知られていますが、いずれも血圧を下げる方向へと働きます。
このように黒酢には、血圧の高い人にとっては理想的な飲み物ですが、その働きには持続性がないため、効果を実感するには、毎日摂る必要があります。血圧を下げるのに必要な量は、一日大さじ1杯程度ですが、そのままストレートで飲むのは胃腸への刺激も強すぎるため、牛乳やジュース、水、お湯などで薄めて飲むようにしましょう。また、酢の物などの料理に使うのもおすすめです。
血圧を下げる効果があるとされているのは、黒酢に多く含まれている「アミノ酸」ですが、全身の細胞の原料となるアミノ酸には、血行促進作用や血圧安定作用があります。
また、酢の主成分である酢酸が細胞に取り込まれると「アデノシン」という物質が出てきますが、このアデノシンは血管の壁に作用して血管を拡げます。
さらに黒酢に含まれている「アンジオテンシン変換酵素(ACE)」は、血圧を上げようとする物質を抑えこむ働きがあります。高血圧の治療薬として使われている「ACE阻害薬」と同じような作用があるため、血圧低下が期待できます。
そのほか、黒酢には血液サラサラ効果や、コレステロール抑制効果があることも知られていますが、いずれも血圧を下げる方向へと働きます。
このように黒酢には、血圧の高い人にとっては理想的な飲み物ですが、その働きには持続性がないため、効果を実感するには、毎日摂る必要があります。血圧を下げるのに必要な量は、一日大さじ1杯程度ですが、そのままストレートで飲むのは胃腸への刺激も強すぎるため、牛乳やジュース、水、お湯などで薄めて飲むようにしましょう。また、酢の物などの料理に使うのもおすすめです。
2013/06/08
梅雨時の膝の痛み・原因は?
今年もジメジメとした梅雨の季節がやって来ましたが、梅雨になると膝や腰、その他の関節の痛みがひどくなる傾向があります。このような天候によってひどくなる痛みを「天気痛」などとも言っています。
その原因ははっきりとはわかっていませんが、気温の変化に身体がついて行けなくて調節機能がうまく働かなくなることが影響しているようです。自律神経のバランスが乱れ、何となくだるく、疲れやすく、身体を動かすのがおっくうになり、痛みに対しては必要以上に敏感になります。また、雨ばかり降っているので外出の機会も減り、家にこもりがちになるので、血流も悪くなります。
さらに、気圧が低い雨の日は、体内でヒスタミンという物質が増加します。ヒスタミンは、アトピーや喘息などのアレルギー症状を引き起こす物質として知られていますが、ヒスタミンが増えると関節が炎症を起こし、痛みを発生させます。特に、膝など関節がすり減っている部分はヒスタミンの影響を受けやすくなります。
梅雨時の膝やその他の関節の痛みを和らげるには、入浴が効果的です。身体を温めて血行を良くし、汗を流して気分もすっきりすると、痛みの軽減と予防になります。
また、ビタミンやミネラルが豊富な旬の野菜や果物をしっかり食べ、身体の調節機能がうまく働くようにすることも大切です。
痛みがあるからといって体を動かさないと、さらに血行が悪くなり痛みが強くなるという悪循環になりがちなので、室内でもできる運動を行いながらうっとうしい梅雨を乗り切りましょう。
その原因ははっきりとはわかっていませんが、気温の変化に身体がついて行けなくて調節機能がうまく働かなくなることが影響しているようです。自律神経のバランスが乱れ、何となくだるく、疲れやすく、身体を動かすのがおっくうになり、痛みに対しては必要以上に敏感になります。また、雨ばかり降っているので外出の機会も減り、家にこもりがちになるので、血流も悪くなります。
さらに、気圧が低い雨の日は、体内でヒスタミンという物質が増加します。ヒスタミンは、アトピーや喘息などのアレルギー症状を引き起こす物質として知られていますが、ヒスタミンが増えると関節が炎症を起こし、痛みを発生させます。特に、膝など関節がすり減っている部分はヒスタミンの影響を受けやすくなります。
梅雨時の膝やその他の関節の痛みを和らげるには、入浴が効果的です。身体を温めて血行を良くし、汗を流して気分もすっきりすると、痛みの軽減と予防になります。
また、ビタミンやミネラルが豊富な旬の野菜や果物をしっかり食べ、身体の調節機能がうまく働くようにすることも大切です。
痛みがあるからといって体を動かさないと、さらに血行が悪くなり痛みが強くなるという悪循環になりがちなので、室内でもできる運動を行いながらうっとうしい梅雨を乗り切りましょう。
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