2013/06/25

生姜とコレステロールの関係

生姜には、色々な効果・効能がありますが、コレステロール値が気になるという方にもおすすめの食材です。生姜には、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やして脂質異常を改善する働きがあるからです。
コレステロールは、もともと私達の身体の細胞の膜になったり、副腎皮質ホルモンや性ホルモンの材料にもなるので、必要不可欠なものです。しかし、悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が増えすぎると脂質異常症を招き、さらには動脈硬化を悪化させ脳卒中や心臓病などの生活習慣病のリスクを高めます。
悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らし、善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やせば、リスクを低くすることができますが、そのために有効な方法のひとつが生姜の摂取です。

生姜は、生のままスライスして食べたり、すりおろして冷奴にのせたり、漬物にしたり、あるいは肉にまぶして生姜焼きにしたりと、色々な食べ方ができます。一日3gのショウガ粉末を1.5ヶ月間摂り続けた場合、3ヶ月くらいで脂質異常が改善されたという臨床研究もありましたが、毎日少しずつ食べることにより、悪玉コレステロールの減少が期待できます。
生姜には、脂質異常を改善する働きのほかにも、消化吸収を促進したり、抗菌・解毒効果、血液サラサラ効果、免疫力アップ効果などがあるので、特に体力が消耗しやすい真夏には積極的に摂りたい食材です。


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