新鮮な新玉ねぎが出回っていますが、栄養豊富なこの新玉ねぎには驚くほどの健康効果があることがわかっています。
玉ねぎには、ビタミンB1、B2、C、カリウム、カルシウム、亜鉛、リン、鉄など多くの栄養素が含まれていますが、注目すべきは「硫化アリル」と「ケルセチン」です。
辛みのもとになっている成分「硫化アリル」には、血液をサラサラにし、コレステロールの代謝を促進して血栓をできにくくする働きがあります。その結果、血圧を下げたり、動脈硬化や脳血栓、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病などを予防することができます。
また、「硫化アリル」には、胃の消化を助けて食欲を増進したり、ビタミンB1の吸収を促進する働きもあるため、疲労回復や不眠の改善、イライラの解消にも効果があると言われます。
一方、ポリフェノールの一種である「ケルセチン」には強い抗酸化作用があり、体に溜まった毒素を排出したり、がんを防いだり、老化を遅らせる作用があることも知られています。さらに脂肪を燃えやすくする働きもあるため、メタボリックシンドロームの予防にもなります。
このような玉ねぎのすばらしい成分を効果的に摂取するには、生で食べるのが一番です。水分が多くみずみずしい新玉ねぎは、通常の玉ねぎと栄養成分が同じくらい含まれていても、あまり辛く感じません。スライスしてサラダにしたり、酢で漬けたり、ジュースなどにして積極的に食べたいですね。
2015/05/11
2015/01/08
もちによる窒息事故を防ぐには?
毎年、1月に多いのが高齢者のもちによる窒息事故です。もちをのどに詰まらせたことによる救急搬送は、70代、80代が最も多くなっていますが、時には小さな子供や20代、30代の若い世代の場合もあるそうなので、注意が必要です。
日本人が大好きなもちは、とても粘着性があります。煮たばかり、あるいは焼いたばかりの熱々のもちは柔らかいものの、ちょっと温度が下がると硬くなります。口に入れた瞬間は柔らかくても、噛んでのどを通る時にはいくぶん硬くなっているため、食道や気管に詰まりやすくなります。
もちを食べるときには、この温度差による変化を頭に入れておきましょう。
また、高齢者の場合、噛む力が弱くなっているため、よく噛まずに大きな塊のまま飲み込もうとしてしまいがちです。さらに唾液の量も減少している場合が多く、ますますのどに詰まりやすくなります。
食べ物を飲みこむ際の「嚥下(えんか)反射」機能が、加齢に伴い低下してくるので、うまく飲み込めずにのどに詰まってしまうこともあります。
もちを安全においしく食べるためにも、家族に高齢者や小さな子どもがいる場合は、ちょっとした工夫が必要です。焼く前、あるいは煮る前のもちをなるべく小さくカットしておきましょう。
また、唾液の減少を補う意味でも、お茶やスープを飲みながらもちを食べるようにすると、もちがのどにつかえるのを防ぐことができます。
日本人が大好きなもちは、とても粘着性があります。煮たばかり、あるいは焼いたばかりの熱々のもちは柔らかいものの、ちょっと温度が下がると硬くなります。口に入れた瞬間は柔らかくても、噛んでのどを通る時にはいくぶん硬くなっているため、食道や気管に詰まりやすくなります。
もちを食べるときには、この温度差による変化を頭に入れておきましょう。
また、高齢者の場合、噛む力が弱くなっているため、よく噛まずに大きな塊のまま飲み込もうとしてしまいがちです。さらに唾液の量も減少している場合が多く、ますますのどに詰まりやすくなります。
食べ物を飲みこむ際の「嚥下(えんか)反射」機能が、加齢に伴い低下してくるので、うまく飲み込めずにのどに詰まってしまうこともあります。
もちを安全においしく食べるためにも、家族に高齢者や小さな子どもがいる場合は、ちょっとした工夫が必要です。焼く前、あるいは煮る前のもちをなるべく小さくカットしておきましょう。
また、唾液の減少を補う意味でも、お茶やスープを飲みながらもちを食べるようにすると、もちがのどにつかえるのを防ぐことができます。
2014/12/26
ヒートショックを防ごう
寒い季節に問題になるのがヒートショックです。「ヒートショック」とは、急激な温度の変化によって血圧が大きく変動し、深刻な健康被害を及ぼすことです。
家庭でのヒートショックは入浴の際に起こることが一番多く、特に高齢者の場合は要注意です。暖房のない脱衣室で服を脱ぐと、寒さから体を守るため皮膚表面の血管が縮まり、熱を逃がさないようにすると同時に血圧が急上昇します。次に、湯船に入って暖かい湯につかると、今度は血管が拡張して血圧が急激に下がります。
この急激な血圧の変化に自律神経が追いつかず、意識障害を起こして溺死することがあります。また、心筋梗塞や脳卒中を起こすこともあります。
このようなヒートショックによる事故を防ぐには、脱衣室と浴室の温度差をできる限りなくすことが先決です。脱衣室の温度が低い場合は、小型の暖房などを置いて、服を脱いだときに寒さを感じないくらいの温度にしておきましょう。
また、湯船の湯の温度はあまり高めにせず、41度以下くらいにしておきましょう。もともと日本人は熱い湯に首までつかって、長時間入浴する傾向がありますが、その結果、脱水症状を起こすこともあります。発汗により、血液中の水分が失われるため、さらに心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性が高くなります。
1日の疲れをとる入浴ですが、寒い季節はヒートショックの危険性があることを、念頭に入れておきましょう。
家庭でのヒートショックは入浴の際に起こることが一番多く、特に高齢者の場合は要注意です。暖房のない脱衣室で服を脱ぐと、寒さから体を守るため皮膚表面の血管が縮まり、熱を逃がさないようにすると同時に血圧が急上昇します。次に、湯船に入って暖かい湯につかると、今度は血管が拡張して血圧が急激に下がります。
この急激な血圧の変化に自律神経が追いつかず、意識障害を起こして溺死することがあります。また、心筋梗塞や脳卒中を起こすこともあります。
このようなヒートショックによる事故を防ぐには、脱衣室と浴室の温度差をできる限りなくすことが先決です。脱衣室の温度が低い場合は、小型の暖房などを置いて、服を脱いだときに寒さを感じないくらいの温度にしておきましょう。
また、湯船の湯の温度はあまり高めにせず、41度以下くらいにしておきましょう。もともと日本人は熱い湯に首までつかって、長時間入浴する傾向がありますが、その結果、脱水症状を起こすこともあります。発汗により、血液中の水分が失われるため、さらに心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険性が高くなります。
1日の疲れをとる入浴ですが、寒い季節はヒートショックの危険性があることを、念頭に入れておきましょう。
2014/11/05
まぶたが下がって見えにくい眼瞼下垂とは?
多くの場合、高齢になるにつれて両目のまぶたが下がり、見た目にも穏やかな表情になります。ところが、まぶたが下がり過ぎると、視界が狭くなり日常生活に支障をきたすようになります。仕事をするにも不便を感じるようになり、車の運転も危険を伴います。
このような症状を「眼瞼下垂(がんけんかすい)」と言っていますが、先天性のものと後天性のものとがあります。先天性下垂は、生まれつきまぶたを上げる筋肉の働きが弱いために起こりますが、シニア世代に多い眼瞼下垂は殆どが後天性のもので、加齢による筋力の低下が原因となっています。まぶたを持ち上げる力が弱くなるためで、黒目の上にまぶたがかぶさるような感じになります。
その結果、視界が狭くなりますが、そうすると顎を上げて物を見る癖がついてしまい、肩こりや首こり、眼精疲労、頭痛などを引き起こしやすくなります。
この眼瞼下垂(がんけんかすい)は、デスクワークなどで長時間目を酷使する仕事をしている人や、長時間ハードコンタクトレンズを使用している人に起こりやすいと言われています。また、白内障の手術後や脳梗塞の後に起こることもあるので要注意です。
主な治療法としては、手術があります。目の上の弛んでいる筋肉を縫い縮めたり、余分な皮膚を切除して引っ張り上げ、目立たない場所で縫合するなどの方法があります。局部麻酔による日帰り手術が可能なので、「まぶたが垂れ下がって見えにくい」という症状のあるシニアの方は、眼科を受診の上、相談してみましょう。
手術後は、視界が広がり肩こりや首こりがなくなったり、表情が若々しくなったという方が多いようです。
このような症状を「眼瞼下垂(がんけんかすい)」と言っていますが、先天性のものと後天性のものとがあります。先天性下垂は、生まれつきまぶたを上げる筋肉の働きが弱いために起こりますが、シニア世代に多い眼瞼下垂は殆どが後天性のもので、加齢による筋力の低下が原因となっています。まぶたを持ち上げる力が弱くなるためで、黒目の上にまぶたがかぶさるような感じになります。
その結果、視界が狭くなりますが、そうすると顎を上げて物を見る癖がついてしまい、肩こりや首こり、眼精疲労、頭痛などを引き起こしやすくなります。
この眼瞼下垂(がんけんかすい)は、デスクワークなどで長時間目を酷使する仕事をしている人や、長時間ハードコンタクトレンズを使用している人に起こりやすいと言われています。また、白内障の手術後や脳梗塞の後に起こることもあるので要注意です。
主な治療法としては、手術があります。目の上の弛んでいる筋肉を縫い縮めたり、余分な皮膚を切除して引っ張り上げ、目立たない場所で縫合するなどの方法があります。局部麻酔による日帰り手術が可能なので、「まぶたが垂れ下がって見えにくい」という症状のあるシニアの方は、眼科を受診の上、相談してみましょう。
手術後は、視界が広がり肩こりや首こりがなくなったり、表情が若々しくなったという方が多いようです。
2014/10/12
自律神経失調症になる前に
朝夕の寒暖差が激しかったり、台風が来たりすると、自律神経も乱れがちになります。自律神経が乱れると、原因不明の腹痛や頭痛に襲われたり、ふとしたことでめまいを感じたり、熟睡できなかったりといった症状が現れますが、このような体調の変化ばかりではなく、精神的な変化も現れます。
特に何をしたわけでもないのに、疲労感や倦怠感があったり、気分が落ち込んで無気力になったり、集中力や記憶力が低下したり・・・。まるで、更年期のような症状に悩まされます。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経は身体が活動しているときに優位になり、副交感神経は身体が休んでいるときに優位になります。このふたつの神経のバランスがうまく取れていれば問題ありませんが、何らかの影響でバランスが崩れてくると、不定愁訴とも言えるような症状が現れます。
このような症状が悪化したものが「自律神経失調症」ですが、これを防ぐには普段から自律神経を安定させ、鍛えておくことが大切です。
自律神経を鍛えるには、まず朝日が昇ったら起きて日の光をたっぷり浴びることです。朝日を浴びながらウォーキングやジョギングなどの軽い運動をすると、自律神経にも良い影響を与えます。日が沈んだら心身ともにゆったりするようにすると、活動と休息のリズムが整い、不定愁訴のようなさまざまな症状が改善して来ます。
食事は、朝昼晩の3食をしっかり食べ、入浴はぬるめのお湯にゆっくりとつかるようにします。心身をリラックスさせる時間を持つことが、自律神経失調症を防ぐことになります。
また、積極的に自律神経を鍛える方法として、「自律訓練法」というものもあります。ドイツの精神科医J・H・シュルツが体系化した心理療法ですが、この訓練法の詳しいやり方については何冊か書籍も出ているので、興味のある方は読んでみてください。
特に何をしたわけでもないのに、疲労感や倦怠感があったり、気分が落ち込んで無気力になったり、集中力や記憶力が低下したり・・・。まるで、更年期のような症状に悩まされます。
自律神経には、交感神経と副交感神経の2種類があり、交感神経は身体が活動しているときに優位になり、副交感神経は身体が休んでいるときに優位になります。このふたつの神経のバランスがうまく取れていれば問題ありませんが、何らかの影響でバランスが崩れてくると、不定愁訴とも言えるような症状が現れます。
このような症状が悪化したものが「自律神経失調症」ですが、これを防ぐには普段から自律神経を安定させ、鍛えておくことが大切です。
自律神経を鍛えるには、まず朝日が昇ったら起きて日の光をたっぷり浴びることです。朝日を浴びながらウォーキングやジョギングなどの軽い運動をすると、自律神経にも良い影響を与えます。日が沈んだら心身ともにゆったりするようにすると、活動と休息のリズムが整い、不定愁訴のようなさまざまな症状が改善して来ます。
食事は、朝昼晩の3食をしっかり食べ、入浴はぬるめのお湯にゆっくりとつかるようにします。心身をリラックスさせる時間を持つことが、自律神経失調症を防ぐことになります。
また、積極的に自律神経を鍛える方法として、「自律訓練法」というものもあります。ドイツの精神科医J・H・シュルツが体系化した心理療法ですが、この訓練法の詳しいやり方については何冊か書籍も出ているので、興味のある方は読んでみてください。
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