2011/05/23

コラーゲン不足による老化現象とは?

アンチエイジング効果のあるサプリメントやドリンクとして人気のコラーゲンですが、このコラーゲンが不足すると、さまざまな老化現象が現れます。コラーゲンとはタンパク質の一種で、体を構成する皮膚や筋肉、内臓、骨、関節、目、髪などの組織に存在し、細胞と細胞をつなぐ役割を担っています。
張りのある皮膚、伸縮自在な筋肉、しっかりした骨と関節、正常な視力を保つ目、つやのある髪の毛などは、主にこのコラーゲンの働きによるものです。

ところが、コラーゲンは10代後半をピークに加齢とともに減少してきます。コラーゲンが減少すると、肌は張りを失ってシワやたるみが現れ、筋肉が弱って疲れやすくなり、老眼が現れたり、薄毛や白髪になったりと、さまざまな老化現象として現れます。さらに、骨粗しょう症や関節の痛みや変形を引き起こす可能性もあります。

いつまでも若さを保つためには、このコラーゲンの減少をくい止めたいところですが、まずは食品から摂るようにしましょう。コラーゲンは鶏肉の皮や豚の骨付き肉、魚類にも多く含まれています。食品に含まれるコラーゲンは、熱に溶ける性質を持っており、煮汁が冷めるといわゆる「煮こごり」となります。
また、コラーゲンが熱によって変成すると「ゼラチン」になり、ゼラチンをさらに加水分解して分子量を数千程度まで小さくすると「コラーゲンペプチド」と呼ばれるものになります。このコラーゲンペプチドは、サプリメントやドリンクとして利用されています。

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