2012/11/07

シャンプーのし過ぎに注意

頭部や髪の毛を清潔に保つために、シャンプーをすることは大切ですが、シャンプーのし過ぎで頭皮や髪の毛を傷め、ハゲを促進してしまうことがあるので、注意してください。
頭皮に皮脂が溜まると、毛穴が詰まって抜け毛が増えハゲやすくなると思われがちですが、皮脂には細菌の侵入を防ぎ、毛根を守るという大切な働きがあります。
シャンプーをすると、頭部の汚れと一緒にこの皮脂も落とされますが、皮膚の自律神経の働きで脳にに命令が行き、新しい皮脂が分泌されます。このようなシステムのおかげで、頭皮の皮脂は一定量が保たれるようになっていますが、毎日のシャンプーのし過ぎで皮脂が落とされ続けると、このシステムが狂って来ます。
その結果、カサカサの頭皮になって抜け毛が増えたり、逆に皮脂がどんどん分泌されてギトギトの頭皮になったりします。

また、髪の毛の1本1本は、水をはじいてつやと潤いを保つ働きをしている保護膜(皮脂酸)に覆われていますが、シャンプーにより保護膜がはがされると、パサパサの髪になってしまい枝毛や切れ毛の原因にもなります。
さらに界面活性剤入りの化学成分が主体のシャンプー剤を使用すると、皮脂や保護膜を落とし過ぎるばかりではなく、皮膚の内側にまで入り込んで頭皮の正常な育毛システムを破壊します。
十分にすすいでシャンプー剤を落とせばある程度は防げますが、そのためにはシャワーで6分から7分ほど必要と言われます。
シャンプーをすればするほど、ハゲが進行してしまうという残念な結果にならないよう、シャンプーのし過ぎにはくれぐれも注意してください。

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