2014/06/08

梅雨時の冷えに注意しよう

今年は、6月とは思えないような暑い日が数日続きましたが、梅雨入りと同時に気温も下がり気味になりました。このような急激な温度変化は、シニアにとっては要注意です。
特に関節炎やリウマチ、神経痛などの持病を持っている方は、痛みが悪化しやすくなるからです。梅雨時の湿気や低気圧の影響で、血流が悪くなり、汗の蒸発もうまく行かないので体に余分な水分が溜まりやすくなります。さらに体が冷えると脳や神経が痛みに敏感になり、いつもより痛みを強く感じやすくなります。。

また、梅雨前線の影響で低気圧が停滞すると、大気中の空気が低気圧に吸い寄せられてしまうため、酸素濃度が低くなります。いつも通りに呼吸をしていても、大気中の酸素濃度に合わせて血液中の酸素濃度も低くなり、血管が拡張します。その結果、肩が凝ったり、首が凝ったり、時には頭痛を引き起こします。
さらに、梅雨時のなんとも言えない憂鬱感や、イライラが神経痛や関節痛の痛みを助長させ、頭痛や肩こりも頻繁に起こりやすくなります。
このような事を防ぐためには、何よりも冷えを予防することが大切です。体を温めることによって、全身の血流が良くなり、筋肉や神経もリラックスするため、痛みを軽減することができるからです。暖かい飲み物を飲んだり、ゆったりと入浴をするのも効果的です。また、この時期は夜間の冷えにも十分に注意しましょう。


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