2011/12/15

冬はイモ類や根菜類を積極的に食べよう

煮物や鍋物がおいしい季節になりましたが、冷えや免疫力低下が心配される今の時期、積極的に摂りたいのはイモ類や根菜類などの体を温める野菜です。
野菜には、体を温める野菜と体を冷やす野菜とがありますが、一般に白菜やほうれん草、小松菜、キャベツ、レタスなど、土の上にできる葉物野菜は体を冷やす性質を持っています。その反面、サツマイモや里芋などのイモ類や、ごぼう、にんじん、レンコン、玉ねぎ、生姜などの土の中にできる根菜類は、体を温める性質を持っています。大根は体を冷やす性質を持っていますが、熱を加えることにより、体を温める食材に変わります。また、白菜も漬物にしたり熱を加えることにより、体を温める食材に変わります。

イモ類や根菜類は、土の中でビタミンやミネラルなどの栄養分をたっぷり蓄えているため、積極的に摂ることにより、冷え性を予防できるほか、血行も良くなり免疫力がアップし、風邪などもひきにくくなります。
寒い冬を乗り切るには、体を温める野菜がたっぷり取れる煮物や鍋物の献立はピッタリと言えます。また、キャベツやレタスなどは、生で食べるより、電子レンジなどで熱を加えて温野菜サラダにすると、体を温めることができます。

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