2012/02/01

体を動かしてガン予防

冬はどうしても体を動かすことがおっくうになり、ついこたつに入ってテレビを見たり、読書をしたりする時間が長くなってしまいますが、健康のためにはやはり動くことが大切です。
あまり過激な運動をする必要はなく、家の中でスクワットをしたり、階段を昇り降りするだけでも立派な運動になります。体を動かすことによって全身の血行が良くなるため、免疫力がアップし、ガンやその他の生活習慣病を予防することができます。

運動をすると体内に活性酸素が発生しますが、運動を続けることにより、活性酸素を分解・無毒化するSOD酵素(スーパー・オキサイド・ディスムターゼ)が作られやすくなります。
活性酸素は、ウィルスや細菌と闘ってくれるため人間の体にとって必要なものですが、過剰に作られると体内の組織を傷つけ、ガンを発生させる原因となります。
この活性酸素の害から身を守るために、さまざまな抗酸化物質が発見され、サプリメントや健康食品として販売されていますが、まずは毎日の食事による栄養のバランスと運動、そして十分な睡眠で体の抵抗力を落とさないようにすることが大切です。

最近、アメリカがん研究所の会議で、「座っている時間が長ければ長いほど、ガンの発症率・死亡率が上がる」といった研究結果が発表され、話題になっています。
長時間座っている場合は、意識して立ち上がったり、体を動かしたりすることでガンを予防することができるようです。

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