2012/04/11

内部被曝に負けない食事

昨年の福島第一原発事故に伴い、日本列島及びその周辺には、広範囲に放射性物質がばらまかれました。
汚染された土壌や海が完全に元通りになるには、今後何十年もかかることが確実視されています。しかし、人体に悪影響を与えることが確実な放射性物質は、臭いもなく見ることもできないため、どこにどれだけ含まれているのかさえわかりません。
知らず知らずのうちに、体内に放射性物質を取り込んでしまい、内部被曝から健康を害してしまう可能性がないとは言い切れないのが現状です。

私達にできることは、これ以上放射性物質を体内に入れないようにするとともに、内部被曝に負けない身体作りをすることです。通常の細菌やウィルスが体内に入って来ても、免疫力があれば病気にならないで済むように、放射性物質による内部被曝においても、免疫力が強ければ健康を保ち続けることができます。

内部被曝に負けない食品の代表として挙げられるのが、味噌やしょうゆ、ヨーグルトなどの発酵食品です。まだ、研究途上ですが、これらの発酵食品に含まれる微生物に、放射性物質を取り除く力があるのではないかとされています。
また、ビタミン・ミネラルを多く含む緑黄色野菜や、抗酸化作用のあるトマトやスイカ、黒豆、赤ワインなどは、免疫力を高め、ガンのリスクを減らす食品として、以前から注目されています。これらの食品を食卓に取り入れ、放射性物質による内部被曝に負けない身体作りをしましょう。

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