2012/08/26

認知症を予防するために趣味を持とう

認知症の高齢者が急増していることが、厚生労働省の推計で明らかになりました。10年前の2002年には149万人だったのが、2012年には300万人を超えたそうです。これは、65歳以上の10人に1人にあたるということで、本当に身近な病気でもあると言えます。
豊かな老後をおくるためにも、また家族や周囲に迷惑をかけないためにも、できる限り認知症は予防したいですね。

認知症を予防するには、普段から脳を活性化させておくことが大切です。新聞や本を読んだり、音楽を聴いたり、ドラマを見たりという行動は、色々なことを想像したり感動したりするので、脳の活性化にはぴったりです。
好きな趣味を持つことも認知症予防には大きな効果があります。つりや山登り、旅行、カラオケなどもおすすめですが、ジョギングやスイミング、ゲートボールなどスポーツ系の趣味は、体を鍛えることもできるので、老化防止にもなります。
スポーツ系は苦手というシニアの方には、ガーデニングがおすすめです。野菜や花の種をまいて苗が育って行く過程はまるで子育てをするような苦労がありますが、成長したときにはそれ以上の喜びがあります。次はどんな植物を育てようかと考えるのも、楽しいひとときです。

ほかにも、料理をしたり、俳句や短歌をつくってみたり、楽器を演奏したり、絵を描いたりと、脳の活性化につながり認知症を予防できる趣味はたくさんありますので、今からでもチャレンジしてみましょう。

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