2012/12/27

冬の手荒れに注意

寒さが厳しくなるとともに、手が荒れるというシニアの方は早めにケアしておきましょう。年末はどうしても忙しく、手の荒れに気づかない場合さえあります。
ひびやあかぎれ、しもやけなどがひどくなると、化膿してしまうことさえあります。
寒い時期に手が荒れるのは、気温の低下と空気の乾燥が原因です。手荒れに気づいたら、保湿成分の入ったハンドクリームを塗り、皮膚を保護するようにしましょう。

もうすでにひびやあかぎれができていて、痛みがある場合、寝る前にハンドクリームをたっぷり塗り、綿の手袋などをして寝ると、翌朝にはかなり改善されます。
もともと人間の皮膚は、「皮脂」という天然のクリームに覆われ、保護されています。しかし、加齢に伴い皮脂の分泌量は低下します。冬は気温の低下により皮膚表面の抹消血管が収縮するため、さらに皮脂の分泌量は低下します。
皮脂が少ない肌はカサカサ状態になり、ひびやしわを作りやすくなりますが、空気の乾燥がそれに追い討ちをかけます。
皮脂は、お湯や合成洗剤でも溶けて落ちてしまいます。寒い朝など、どうしてもお湯で手を洗いたくなりますが、なるべく水かぬるめのお湯を使うようにしましょう。
また、家事をするときには、必ずビニール手袋かゴム手袋をしてから行いましょう。

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