2013/07/16

青しそのアンチエイジング効果とは?

今が旬の青しそ(大葉)ですが、そうめんや冷奴、刺身などに添えると、みずみずしい緑色が映え、食欲をそそります。
この青しそには、アンチエイジング効果(老化防止効果)があると言われますが、それはβ-カロテンとα-リノレン酸が大量に含まれているからです。
体の中に活性酸素が増えると老化が促進されますが、β-カロテンには抗酸化作用があり、その効果はビタミンCの1000倍とも言われます。また、β-カロテンには粘膜を強化して免疫力を高める効果があるため、色々な感染症にかかりにくくなったり、ガン予防にもなります。

α-リノレン酸は、必須脂肪酸の一種で細胞膜の材料になる物質ですが、健康な肌細胞を作る上でも欠かせない物質です。肌が乾燥しがちなシニアの方は、このα-リノレン酸が不足している可能性があります。しみやシワ、肌荒れなどのトラブルを防ぐには、α-リノレン酸をたっぷりと補っておく必要があります。

ほかにも青しそには、アトピーや花粉症などのアレルギー症状を緩和する効果、血液サラサラ効果、血栓を溶かす効果、血管を拡張して血圧を下げる効果などがあることも知られており、さまざまな生活習慣病の予防にも役立ちます。
ビタミンやミネラルも豊富に含まれているため、食欲がないときの栄養補給にもなります。
できれば、プランターなどに種を蒔き、数株植えておきましょう。次から次へと新しい葉が出るので、新鮮で無農薬の青しそがいつでも食べられます。


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