2014/08/20

寝苦しい夜の睡眠不足

暑さで寝苦しい夜が続いていますが、この時期は睡眠不足に悩む人も多くなっています。3時間しか眠れなかったとか、夜中に何度も目が覚めてしまうというシニアの方は、睡眠不足に陥っている可能性があります。

一般に気温が高く日照時間が長い夏は、冬に比べて睡眠時間が短くなる傾向がありますが、睡眠時間は長ければ良いというものでもなさそうです。
人間の寿命と睡眠時間は、密接な関係があることが昔から知られています。理想的な睡眠時間は、7時間から7.5時間と言われますが、これ以上長くても短くても長生きできないそうです。もちろん、個人差があるので厳密には言えませんが、成人の場合は健康のためにも、7時間の睡眠時間はキープしたいところです。

そのためには、室温や灯り、寝具など、安眠できる環境を整えることが必要ですが、熱帯夜の続く今の季節は、水分の補給も重要です。大量に汗をかき、のどが渇いて目が覚めてしまうということが良く起こりますが、ここで起き上がって冷蔵庫のところまで歩いて行き、冷たいものを飲むとなると目が冴えてしまって眠れなくなります。
このようなことを防ぐには、枕元に飲み物を用意しておき、のどが渇いたと気づいたら、いつでも飲めるようにしておくことです。
麦茶やスポーツドリンクを氷と一緒に水筒(マイボトル)などに入れておき、枕元に置いておくのもおすすめです。それでも、どうしても目が覚めてしまう、なかなか眠れないという場合は、無理に眠ろうとせずに音楽を聴いたり本を読んだりして、自然に眠くなるのも待ちます。そのまま夜が明けてしまったということもあるかもしれませんが、その場合は昼寝などをして心身の疲れを取るようにしましょう。


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