2014/08/08

スイカのアンチエイジング効果

夏の果物の王様と言われるスイカは、昔からさまざまな健康効果があることが知られてきました。利尿作用によるむくみの改善のほか、血圧低下作用、解熱作用、心臓病や尿道結石の改善などがありますが、優れたアンチエイジング効果も見逃せません。

スイカの果肉の赤い部分に含まれる「リコピン」の抗酸化作用は、ベータカロテンの2倍以上、ビタミンEの100倍以上とも言われ、強力に細胞の老化やガン化を防ぎます。
また、アミノ酸の一種である「シトルリン」も豊富に含まれていますが、このシトルリンには、血行を良くして新陳代謝を活発にする働きや、冷え性改善、疲労軽減、筋肉増強、細胞の老化抑制などの働きがあることが知られています。

さらに、紫外線で痛んだ肌の細胞を蘇えらせ、シミ・シワ・ソバカスを予防する「システイン」のほか、シミの元になるメラニン色素の形成を押さえ、美肌を保つビタミンCも多く含まれています。
暑い夏の日にのどをうるおしてくれるスイカは、90%以上が水分ですが、糖分やカリウム・カルシウム・マグネシウム等のミネラルも含まれているため、塩を少し振りかけて食べるだけで熱中症予防にもなります。

また、スイカを食べた後の皮についている果肉の部分を、そのまま顔や手のこすりつけると、スイカの有効成分が肌に直接浸透し、ローションをつけたような美肌効果が得られます。



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