2011/11/02

咳やくしゃみと一緒に出る臭い玉とは?

咳やくしゃみをした時に、のどの奥から白く小さな塊が出てくることがあります。この塊をつぶしてみると、猛烈な悪臭を放つため、「くさ玉」とか「臭い玉」などと呼ばれています。
これは、医学的には「膿栓(のうせん)」あるいは「扁桃栓子(へんとうせんし)」というもので、扁桃腺にたまった汚れの塊です。
のどの奥にある扁桃には、小さなくぼみがたくさんあって、そこに食べ物のカスや細菌の死骸などがたまるようになっています。それらが塊になったものが膿栓で、誰の喉にも存在しています。膿栓は、細菌が喉から体内に侵入するのを防ぐ働きをしているわけですが、困ったことに、この猛烈な臭いが口臭の一因になることもあります。

膿栓自体は、たまれば自然に取れて健康に害を及ぼすことはないのですが、口臭の悩みをかかえているシニアの方にとっては、やっかい者とも言えますね。
臭いのもとになる膿栓をためこまないようにするには、こまめにうがいをするのが一番です。特に上を向いてのどを垂直にしてガラガラとうがいをすると、たまりかけた膿栓を排出することができます。
空気が乾燥してホコリが舞い上がるようになるこれからの季節、膿栓もたまりやすくなるので、風邪予防を兼ねてうがいを忘れないようにしましょう。

2011/10/12

免疫力を強くしておこう

朝晩の気温差が激しいと、風邪をひきやすくなったり、色々な感染症にかかりやすくなります。しかし、人間の体にはもともと免疫力というものが備わっているので、この免疫力を強くしておけば病気を防ぐことができます。
「免疫」という字は、病気を免れると書くように、色々な病気から自分の体を守るシステムなのです。
風邪をひくと咳や鼻水が出たり、熱が出たりしますが、これは風邪のウィルスを攻撃して体を守ろうとする免疫システムが作動している状態です。

免疫力が弱ければ、体の中に侵入したウィルスがどんどん増殖して命までがおびやかされることになります。また、ガン細胞が出現したとき、その増殖を食い止める力も弱くなるため、ガンにかかりやすくなります。

寒くなるこれからの季節を乗り切るためにも、今から免疫力を強くしておきましょう。免疫力を強くするためには栄養バランスのとれた食事をしっかりとること、睡眠を十分にとること、適度な運動をすることなどが大切です。また、体を冷やさないようにしたり、ストレスをためずに毎日笑いのある生活をすることも免疫力を強くするのに役立ちます。

それでも、免疫力が弱っているようでちょっと不安というシニアの方は、サプリメントなどを利用してみましょう。
免疫力を強くするサプリメントには、プロポリスや、アガリクス、ローヤルゼリーなどがあります。マルチビタミンやマルチミネラルなどのサプリメントで、必要な栄養素が不足しないようにしておくことも免疫力を強くするために役立ちます。

2011/10/01

りんごを食べて医者いらず

おいしいりんごが出回る季節になりました。
昔から「一日一個のリンゴは医者いらず」と良く言われますが、りんごには実際にすばらしい健康効果が認められています。りんごには、美容と健康に良いペクチン・カリウム・ポリフェノールが豊富に含まれているからです。

ペクチンは、水溶性の食物繊維ですが、腸内に入ると消化物やコレステロールを包み込んで体外に排出させやすくするほか、ゼリー化して粘膜の炎症部分を保護する働きがあります。また、腸内の善玉乳酸菌を増やす働きがあるため、下痢や便秘の改善にも役立ちます。

カリウムには、体内のナトリウムを排出する働きがあり、血圧を下げる効果が期待できます。血圧を下げることができれば、心疾患や脳卒中のリスクを減らすことができます。

ポリフェノールには、活性酸素の発生を抑えて動脈硬化、糖尿病、大腸がんなどのさまざまな生活習慣病を予防する働きがあるほか、美白効果や老化防止効果があります。
この他にもりんごには、酸味のもとになっているりんご酸やクエン酸が含まれ、疲労回復や食欲増進にも効果があります。

さらに生のりんごは、低カロリーで食物繊維が豊富で腹持ちが良いという特徴があります。そのため食前にりんごを食べると、食事の量を減らすことができ、ダイエットにも効果を発揮します。
美容と健康のためにも、今が旬のりんごをたくさん食べるようにしましょう。

2011/09/18

秋にも花粉症がある

朝夕、涼しくなってくると風邪をひきやすくなりますが、熱があるわけでもないのにくしゃみや鼻水が何日も続いている場合は、花粉症かも知れません。花粉症は、春ばかりではなく秋にもあります。9月~10月になると、毎年のようにくしゃみや鼻水が出るというシニアの方は、特に秋の花粉症の疑いが強くなります。

春先の花粉症は、スギやヒノキの花粉が原因となりますが、秋はブタクサ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ、カナムグラなどの雑草の花粉が原因となります。症状は、春の花粉症と同じく、くしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、目ヤニ、目の充血などです。

秋の花粉症は、背の低い雑草の花粉が原因なので、スギやヒノキに比べて飛散量は少なく、一般に症状も軽い場合が多いようです。しかし、くしゃみや鼻づまりなど、不快な症状が続く場合は、内服の抗アレルギー薬や、粘膜の炎症を抑えるステロイドの点鼻薬などで緩和することができるので、耳鼻咽喉科などを受診してみましょう。

また、秋の花粉症が疑われる場合は、雑草の生えている空き地や草むら、山などには近づかないようにしましょう。特に、空気が乾燥して晴れている日、風が強い日などは要注意です。どうしても外出する場合は、春の花粉症の時期と同じように、メガネやマスク、帽子などを着用するようにしましょう。

2011/09/05

夏バテの後にやって来る秋バテ

9月に入ってから、ほんの少し秋の気配が感じられるようになりましたが、暑い日はあと少し続きそうです。7月、8月の猛暑日は、体から汗がどんどん失われて知らず知らずのうちに疲労がたまり、食欲も落ちて夏バテの症状が出てしまったシニアの方も、秋はホッと一息つける季節です。

しかし、油断すると夏バテの後に秋バテになってしまうことがあるので、注意が必要です。秋は晴れた日でも真夏のような暑さはなく、熱中症の危険性も少しずつ下がってきますが、気温の寒暖差が激しいという特徴があります。台風で蒸し暑い日が続いたと思えば、次の日はぐっと気温が下がったり、昼間は汗ばむほどの陽気になっても朝と夜は冷え込んだりということが起こります。
夏バテで体力が十分に回復していないときは、このような急激な気温の変化に対応しきれず、再び体調をくずしてしまいがちです。特に血圧の高い方や、その他の持病がある方は、悪化することがあるので、要注意です。

このような夏バテの後の秋バテを防ぐには、栄養バランスのとれた食事をしっかりとり、睡眠時間もたっぷりととることです。秋は、野菜や果物、魚類など旬の食べ物が豊富なので、毎日おいしくいただいているうちに体力も回復して来ます。
気温の変化に対応できるように、脱ぎ着の楽な衣類を重ね着するという工夫も、この季節の健康管理には有効です。
また、体も動きやすくなってくるので、体力をつけるためにウォーキングなどの軽い運動も始めてみましょう。

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