2009/08/16

スロージョギングで、楽しく体力づくり

シニアの健康管理におすすめなのが、NHKの「ためしてガッテン」で紹介されたスロージョギングです。これは、福岡大学の田中宏暁教授が提唱したもので、運動が苦手な人でも簡単にできて、普通のジョギングに比べ、疲れない走り方です。
スロージョギングの具体的なやり方は、姿勢をやや前に傾け、背筋を伸ばしながら、ゆっくりと走ります。足は、ランニングの時のように地面を蹴らないようにし、足の裏で地面を押すような感じで走ります。

人間の太ももには、速筋と遅筋という2種類の筋肉がありますが、スロージョギングは、遅筋だけを使った走り方で、ひたすらゆっくり走るのがコツです。時速5km前後の速度なので歩くのと同じくらいのペースです。このスロージョギングを毎日30分くらいずつ繰り返しているうちに遅筋が自然に鍛えられてきます。

また、スロージョギングの消費カロリーはウォーキングのおよそ1.6倍にもなるそうで、さほど疲れなくても、ダイエット効果があるそうです。
その他、体内の余分な脂肪や糖分が分解されやすくなるため、生活習慣病の改善にも役立ちます。
さらに、スロージョギングによって、脳の前頭前野の活動が活性化するため、決断力が上がり、記憶力がアップしたという報告もあります。

人間は、足から老化するとよく言いますが、スロージョギングを続けていれば、足の老化ばかりでなく、全身の老化や脳の老化も遅らせることができそうです。
ただし、無理なく、楽しくやる事を心がけてください。また、水分の補給も忘れずに・・・・・。

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