2011/01/23

風邪のひきはじめにたまご酒

ちょっと悪寒がして「風邪をひいたかな?」と思ったら、たまご酒を作って飲んでみましょう。たまご酒は、風邪を早めに治す方法として昔から伝わって来ましたが、それにはきちんとした科学的根拠もあります。たまご酒を作る時に使う日本酒に含まれるアルコールには、体温を上げて血行を良くする働きがあります。また、風邪のウィルスと闘うための重要な栄養素となる糖分やアミノ酸も含まれています。
たまごには、良質なタンパク質をはじめ、カルシウム・ナトリウム・ビタミンA・B群・Dなどが含まれており、体力の消耗を防いで抵抗力を高めます。また、卵白に含まれる「塩化リゾチウム」には、ウィルスの細胞壁を分解して殺してしまう働きがあり、卵白アルブムンには免疫力を強化する働きがあります。
たまご酒は、まさに日本酒とたまごの相乗効果によって風邪を撃退してくれる特効薬と言えます。
簡単なたまご酒の作り方をご紹介しますので、風邪のひきはじめに是非ためしてみてください。

たまご酒の作り方
・日本酒1カップを鍋に入れて沸騰させ、アルコール分を飛ばします。
・火を弱め、たまご1個を溶きほぐして入れ、ゆっくりとかき混ぜます。
・火を止め、好みで砂糖かはちみつを入れて出来上がりです。
※風邪を治す有効成分、「塩化リゾチウム」は熱に弱い性質があるので、たまごを加えるときは、必ず弱火にしてゆっくりとかきまぜるようにしてください。

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