2011/02/12

黒い食品ほど栄養豊富

黒豆や黒ゴマ、黒砂糖など、黒い食品に注目が集まっています。黒豆はお正月のおせち料理に良く使われますが、お正月に食べるだけでは、もったいないほど栄養豊富で、健康にも良い食品です。
畑の肉と言われる大豆の栄養と健康効果については、もうすでに多くの人が知っていますが、大豆の仲間である黒豆はさらに栄養が豊富です。黒豆には大豆と同じようにイソフラボンやサポニン、レシチンなどの栄養が含まれているほか、皮にはアントシアニンという色素が含まれています。
このアントシアニンは、ブルーベリーにも含まれていて視力の向上や疲れ目緩和に役立つほか、血液をさらさらにしたり、体内の活性酸素を減らして、がんの発生を防いだり、老化を防止する働きがあると言われています。
また、ゴマには血行を良くするビタミンEや抗酸化物質のセサミンやセサモリンが含まれていますが、黒ゴマにはやはりアントシアニンが含まれていて、白ゴマ以上に栄養豊富であることがわかっています。
黒砂糖もまた、白砂糖にはないカルシウムやカリウム、マグネシウムなどのミネラルやビタミンを多く含み、血行促進や骨そしょう症の予防、冷え性の改善などに役立ちます。煮物や、コーヒー、紅茶に砂糖を入れる場合など、何気なく白砂糖を使ってしまいますが、もっと黒砂糖も活用したいですね。
このように、黒い食品と白い食品を比べるとやはり栄養的には、黒い食品に軍配があがります。どちらを買おうか迷ったときは、なるべく黒い食品のほうを選びましょう。

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