2012/03/18

花粉症を軽減するお茶と食べ物

本格的な花粉症の季節になりました。今年は花粉の飛散量が少なめという予想が出ていましたが、やはりくしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が出るとつらいものです。
少しでも花粉症のつらい症状を軽減するために、毎日のお茶と食べ物を工夫してみましょう。必ずしも万人に効くというわけではありませんが、花粉症を緩和する働きがあるお茶として知られているものに、甜茶(てんちゃ)、べにふうき茶、ルイボスティー、凍頂烏龍茶、ハトムギ茶などがあります。
これらのお茶に含まれているカテキンやフラボノイドが花粉症の症状を軽減すると言われています。

また、食べ物ではヨーグルト、大豆、レンコン、トマト、シソ、青魚などの魚介類、ぎんなん、長ネギ、ショウガ、ゴボウ、梅、カブ、ヤマイモなどが知られています。これらの食べ物に含まれているポリフェノールが花粉症の症状を軽減すると言われています。
また、話題になっているヨーグルトの場合は、どのようなものでも良いという訳ではなく、含まれている乳酸菌の種類により、花粉症の症状軽減に効果があるものとないものとがあるようです。乳酸菌の中でも2002年にキリンビール社が発見した「KW乳酸菌」、2006年に実験結果が発表されたカルピス社の「L-92乳酸菌」が良く知られています。
お茶や食べ物による花粉症対策は、何よりも副作用の心配がなく安全ですが、即効性がないため地道に続けていき、体質改善をはかる必要があります。

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