2012/10/25

グリーンスムージーで体をリフレッシュ

若い女性を中心に「グリーンスムージー」が人気になっていますね。
「グリーンスムージー」とは、米国のローフード(非加熱調理)研究家が考案したもので、緑色の葉物野菜と果物、水だけをミキサーで混ぜ合わせて作ったものを言います。単なる野菜ジュースでは?とも思われますが、グリーンスムージーの場合は、でんぷん質の多い穀類や根菜類、砂糖や塩などの調味料は一切入れないで作ります。

グリーンスムージーを毎日続けると、むくみや便秘が解消して肌もきれいになり、体の中から元気が沸いてくるという経験をした方が多いようです。
これは、緑色の葉の部分に含まれる「クロロフィル」の分子が、人間の血液の分子に近いため体内の血液がきれいになり、めぐりも良くなるからと考えられています。また、野菜の葉や果物には健康と美容に良いビタミンやカルシウム、その他のミネラル類、アミノ酸、酵素、食物繊維などが豊富に含まれているため、新陳代謝も活発になります。
体の中の毒だし(デトックス)にもなり、自然とダイエット効果が現れる人もいます。

本格的にグリーンスムージーを行う場合は、他の食べ物とは一緒に摂らず、何かを食べるときは、前後40分程度おくこととされ、常温で1日1リットルほど飲むと効果的とされていますが、シニアの方には無理のない方法で行うことをおすすめします。
バナナを入れると甘味が出て飲みやすくなりますが、どうしても飲みづらいという方は、ハチミツなどを入れてみましょう。また、1日1リットルというより、1日コップ1杯くらいを目安に、好きな時間においしく味わいながら飲むほうが長く続きます。
最近では、このグリーンスムージー関連の書籍がいくつか出版されていますので、興味のある方は書店で探してみてください。


2012/10/13

朝の血圧が高いときは要注意

現代の日本では4人に1人が高血圧と言われていますが、特に注意したいのは朝の血圧です。
日本高血圧学会のガイドライン2009では、140-90mmHg以上を高血圧としていますが、普段は正常値のシニアの方も、あるいは降圧剤を飲んでいる方も朝は血圧が高くなる傾向があります。

それは、人間の体が目が覚めると同時に交感神経が活発になって脈拍も速くなり、血圧が上昇するようにできているからです。日中の活動に備えるための自然な反応ですが、この朝の高血圧に伴って脳卒中や心筋梗塞、狭心症発作などが起こりやすくなっているのも事実です。
朝の高血圧を「早朝高血圧」とも言いますが、朝は脳疾患や心疾患の発作が他の時間帯に比べ3倍も多いこともわかっています。

気になるシニアの方は、家庭で毎朝の血圧を測定して記録してみてください。朝の血圧が高いとわかった方は、朝起きるときに急に起き上がらないように注意してください。
血圧が一気に上昇して脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなるからです。
目が覚めたらすぐには起き上がらず、布団の中で腹式呼吸をしたり、手足をマッサージなどしてからゆっくりと布団から出るようにしましょう。
もちろん、朝の血圧があまりにも高く毎日続くようなら、血圧測定の記録を持参してかかりつけの医師に相談することも大切です。場合によっては、早朝高血圧をコントロールできるような降圧剤に変えてもらうこともできます。

2012/09/20

アスピリンのガン予防効果とは

非ステロイド性の消炎鎮痛薬のひとつであるアスピリンには、ガン予防効果があるとの研究結果が数年前から英国や米国で発表されています。

アスピリンは、ヤナギの木に含まれる天然の消炎鎮痛成分「サリチル酸」をアセチル化して作られたもので、世界で初めて人工合成された医薬品と言われています。アスピリンはバッファリンなどの成分となっていますが、「ピリン系」と間違えられやすいため、市販の鎮痛薬には「アセチルサリチル酸」と表示されています。
私達の体の中には炎症や痛みが発生すると、「プロスタグランジン」という物質が作られて痛みを知らせてくれますが、アスピリンはこの「プロスタグランジン」が作られるのを抑制する働きがあります。あえて痛みを感じさせないようにして痛みを抑えるわけです。

アスピリンには、血栓形成を抑える作用もあるため、医療現場では心臓病や脳卒中の予防薬としても使われていますが、継続して服用した結果、ガンの発生率も低下したという研究結果が過去にも何度か発表されています。しかし、だからと言って個人が市販のアスピリンをガン予防のために飲むというのも危険が伴います。
アスピリンには、血栓による脳疾患や心臓疾患を予防する効果がある反面、出血を助長するという副作用があるからです。アスピリンの大量服用や長期服用は脳出血や肺出血のリスクを高めたり、胃潰瘍を悪化させることもあります。

有効なガン予防薬の出現は、人類にとってとても喜ばしいことですが、アスピリンに関してはどのような経過をたどってガンを予防するのかはっきりと解明されていません。
その効果や安全性についてもあと少し研究が必要なようです。

2012/09/04

朝食を抜くと血糖値があがる?

自覚症状がほとんどないまま進行する糖尿病は、重症化すると重大な合併症を引き起こします。糖尿病網膜症による失明や、脳梗塞、心筋梗塞、そして腎不全による人工透析を余儀なくされることもあります。
現在の日本における糖尿病患者は、予備軍を含めると2000万人以上もいるとの統計もありますが、その中の大半は過食や運動不足が原因の「2型糖尿病」と言われます。

過食が原因なら、朝食を抜いて1日2食にすれば、糖尿病の予防になるのではと思われがちですが、実際には朝食を抜くと血糖値はあがってしまいます。
血糖値は、血液中に含まれる糖分の量ですが、インシュリンというホルモンによって一定になるようにコントロールされています。食事をすると体内の糖分が増えますが、すぐにインシュリンが分泌され、いつもの血糖値に戻されます。
朝食を抜くと血糖値もあがらないため、インシュリンは分泌されませんが、昼食後の血糖値は朝食を食べた人よりも上昇します。朝食後のインシュリン分泌がなかったため、昼食後は過剰に分泌される傾向があるためです。
インスリンの分泌能力は年とともに下がりますが、過剰分泌が続くとさらに分泌量が減少してしまい、糖尿病の発症リスクが高くなります。

体重を減らす目的で朝食を抜く人もいますが、過剰に分泌されたインシュリンは、脂肪細胞に糖分を取り込む作用もあるため、逆に太ってしまうという現象も起こります。
糖尿病を予防するためには、やはり3食をきちんと食べ、適度な運動をすることが大切と言えます。

2012/08/26

認知症を予防するために趣味を持とう

認知症の高齢者が急増していることが、厚生労働省の推計で明らかになりました。10年前の2002年には149万人だったのが、2012年には300万人を超えたそうです。これは、65歳以上の10人に1人にあたるということで、本当に身近な病気でもあると言えます。
豊かな老後をおくるためにも、また家族や周囲に迷惑をかけないためにも、できる限り認知症は予防したいですね。

認知症を予防するには、普段から脳を活性化させておくことが大切です。新聞や本を読んだり、音楽を聴いたり、ドラマを見たりという行動は、色々なことを想像したり感動したりするので、脳の活性化にはぴったりです。
好きな趣味を持つことも認知症予防には大きな効果があります。つりや山登り、旅行、カラオケなどもおすすめですが、ジョギングやスイミング、ゲートボールなどスポーツ系の趣味は、体を鍛えることもできるので、老化防止にもなります。
スポーツ系は苦手というシニアの方には、ガーデニングがおすすめです。野菜や花の種をまいて苗が育って行く過程はまるで子育てをするような苦労がありますが、成長したときにはそれ以上の喜びがあります。次はどんな植物を育てようかと考えるのも、楽しいひとときです。

ほかにも、料理をしたり、俳句や短歌をつくってみたり、楽器を演奏したり、絵を描いたりと、脳の活性化につながり認知症を予防できる趣味はたくさんありますので、今からでもチャレンジしてみましょう。

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