2010/03/10

内臓脂肪型肥満を防ごう

寒い時期は外に出かけるのもおっくうになり、気がつくとお正月からずっと運動不足というシニアの方は、「内臓脂肪型肥満」に注意しましょう。

肥満には、2つのタイプがあって、下腹部や腰の周り、太もも、おしりの周りなどの皮下に脂肪が溜まるタイプを「皮下脂肪型肥満」と言い、内臓の周りに脂肪が溜まる肥満を「内臓脂肪型肥満」と言っています。
一般に腹囲が男性では85cm以上、女性では90cm以上であれば、内臓脂肪型肥満が疑われ、メタボリックシンドロームの危険があると言われます。

「ちょっとお腹周りに脂肪がついてきたな」と感じたら、内臓脂肪型肥満になる前に対策をとりましょう。シニア世代になると、若い頃に比べ基礎代謝量が落ちて来ます。基礎代謝量とは、何もせず横になっているだけで、心臓が動いたり、呼吸をしたりするためのエネルギー消費量ですが、その基礎代謝量が落ちているという事は、若い頃と同じ量の食事をとると、消費しきれなかったエネルギーが脂肪として身体に溜まるという事です。

しかし、脂肪がたまるのを防ぐ方法があります。
それが、有酸素運動と言われるもので、ウォーキングやジョギング、スイミングなどの身体に負担がかからず酸素を多く取り込む運動法です。
また、可能であれば時には腹筋や腕立て伏せなどの運動で、筋肉量を増やしておきましょう。
筋肉は、身体の中でも多めのエネルギーを消費するからです。

そろそろ寒さも緩み、暖かくなってきますね。
メタボリックシンドロームになる前に、外へ出て運動し、内臓脂肪を減らしましょう。

人気の投稿