2010/05/17

40代から現れるしみ・老人性色素斑を予防しよう

「老人性色素斑」と呼ばれるしみは、主に40代以降にあらわれますが、30代で現れる人もいます。50代以上では約80%の人に現れるとも言われています。このようなしみは何とか防ぎたいですね。

老人性色素斑は、顔や腕、手の甲、肩などの日光にあたりやすい部分に多く発生し、小さな色素斑がポツポツとできる場合と、それらがくっついて数センチほどの大きな色素斑として現れる場合もあります。
このような老人性色素斑ができる原因は、紫外線と皮膚の老化現象ですが、特に紫外線の影響が大きく、「日光黒子」とか「日光色素斑」と呼ばれる事もあります。
肌が紫外線に当たると、その紫外線から守ろうとして表皮の一番下にあるメラノサイトという細胞が活性化され、黒いメラニン色素がたくさん作られます。しかし、老化に伴い細胞活性が衰えるとそのメラニンの代謝も悪くなり、皮膚にたまってしみとなるのです。

老人性色素斑を予防するには、5月から9月の時期は特に紫外線を浴びないようにする事が重要です。洗濯物を干したり、植木に水をやったり、近くへ買い物に出かけたりといった短時間の外出でも、紫外線を浴びてしまいます。日焼け止めクリームを塗ったり、帽子をかぶるのを忘れないようにしてください。

うっかりして紫外線を浴びてしまったら、化粧水でたっぷり水分を補給した上で、メラニン色素の生成を抑えるために、美白用の美容液やクリームなどを塗っておきましょう。
また、寝苦しい時期でも、睡眠はしっかりとりましょう。睡眠は昼間にダメージを受けた肌を回復させてくれます。

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