2010/06/18

目の疲れとVDT症候群

パソコン作業を長時間行っているシニアの方は、VDT症候群に注意しましょう。
VDT症候群(ブイ・ディー・ティーしょうこうぐん)とは、VDT(Visual Display Terminal)の略ですが、パソコン、テレビ、ゲーム機などの表示機器を長時間使用した結果引き起こされる心身の不調を指します。テクノストレス眼症とも言われますが、画面を集中して見続けるため、眼にかなりの負担がかかるのが原因です。
最初の頃は、目の疲れやかすみ、目の乾燥などの症状が起こりますが、次第に首や肩のこり、頭痛、背中の痛み、手のしびれなどの神経症状が現れて来ます。さらに重症化するとイライラ感や不安感、抑うつ状態、睡眠障害なども出て来ます。

VDT症候群は新しい現代病のひとつとされ、パソコンを多用するオフィスなどでは、このような症状を訴える人が増えているそうです。
VDT症候群を予防するには、パソコンによる作業をする場合は、適度に休憩を入れて目を疲れさせないようにすることです。作業中、意識的にまばたきを増やすのもよいでしょう。
また、目を乾燥させないように時折目薬をさしたり、目の周りをマッサージしたり、パソコン専用のめがねをかけるなどの工夫をして、目の負担を軽くするようにしましょう。

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