2010/06/29

症状の自己判断と思い込みに注意

自分の体に何かしらの症状が現れた時、ネット検索に慣れているシニアの方は、その症状について調べる方が多いと思います。ネットでは色々な症状について、色々な情報を得ることができます。時には生々しい画像付きで・・・。
しかし、その情報のおかげで、必要以上に不安になってしまったり、「自分はこの病気ではないか」と思い込んでしまったりします。
特に夜中に検索すると、最悪の状態まで考えてしまい、よけいに体調が悪くなってしまうということが往々にしてあるようです。
このような症状を検索エンジンのグーグルに因んで、「グーグル症」と言うそうですが、いったん思い込んでしまうと、病院で診察を受けても医師の言葉が信じられなかったり、指示通りの薬を飲まずに症状が悪化してしまうケースもあるようです。
体調が悪いと誰でも不安になって色々と調べたくなりますが、自己判断と思い込みに陥いらないように注意したいですね。最悪の状態というものはめったになく、現実はあっけないほど症状が軽く、すぐに治ってしまったというケースのほうが圧倒的に多いことを頭に入れておいてください。
グーグルやヤフーなどのすばらしい検索エンジンは、人生を暗くするより、人生が豊かになるような使い方をしたいですね。

人気の投稿