2010/07/01

老化防止に「Wii」を役立てよう

「Wii」とは、任天堂の家庭用ゲーム機ですが、外国ではすでに脳卒中患者のリハビリに使用されています。先日もオーストラリアで過疎地での遠隔治療に「Wii」が使われるとのニュースがありました。
「Wii」は、特別なセンサーを体に装着してリモコンのコントローラーを動かすことにより、画面上のアニメーションの人物を動かし、あたかも実際に競技をしていると感じさせるゲームで、ボーリングや卓球、テニス、ボクシングなどさまざまなソフトが開発・販売されています。
日本では子供達に人気のゲームで、お子さんやお孫さんが「Wii」で遊んでいるというシニアの方も多いと思います。
海外ではオーストラリア以外でも、カナダ、トロントの聖ミカエル病院やカリフォルニア州サンフランシスコのセント・メリーズ・メディカル・センターなどで、早くからWiiを使ったリハビリで効果を上げています。
従来はリハビリと言えば「つらく苦しいもの」というイメージがありましたが、「Wii」を使ったリハビリはやっていて楽しく、患者が自分から「やりたい」といった意欲をかきたてるため、リハビリ効果も上がりやすいようです。

この「Wii」を使ったスポーツゲームは実は老化防止にも効果があります。積極的に体を動かすとともに、脳も刺激されるので、認知症予防にもなります。特にお子さんやお孫さんとコミュニケーションをとりながらゲームをすることができれば、より効果的です。
いつまでも若々しさを保つために、このようなゲームにも興味を持ってみましょう。

人気の投稿