2009/07/06

熱中症に注意!

蒸し暑い日が続いています。日本列島はまだ完全には梅雨が明けていませんが、今の時期から熱中症には、十分注意しておきましょう。
熱中症は、梅雨明け直後など、急に暑くなった時に起こりやすくなるからです。まだ体が暑さに慣れていないためと言われますが、真夏になるとさらに熱中症の危険性は高くなります。
特に高温多湿の環境で起きやすくなるので、シニアの方も気をつけてください。長時間、炎天下で作業をしたりスポーツをしたりする場合は要注意です。また、熱中症は戸外でなくても室内や車内で起こる事もあります。体から大量の汗が流れ、水分や塩分が失われると、体温が急激に上昇し、頭痛や吐き気、嘔吐、顔面蒼白、倦怠感や、筋肉のけいれんをおこしたり、失神したりします。
寝たきりの高齢者が室内で熱中症にかかるケースもあります。
このような症状が見られたら、まず涼しいところに移動し、衣服をゆるめて水分と塩分を補給してください。水だけでは塩分が取れないので、できればスポーツドリンクなどを飲んでください。また、体温が上がっていますので、濡らしたタオルなどで体を冷やすのも有効です。
吐き気や嘔吐がひどく、水分と塩分の補給ができない時は、病院で点滴を受けるようにします。意識障害などが見られる場合は危険な状態なので、すぐに救急車を呼ぶようにしましょう。

人気の投稿