2009/07/09

水筒紳士のすすめ

最近、職場や学校では、マイボトルにマイドリンクを持参してくる独身男性が増えているとの事です。彼らを称して、「水筒男子」と言うそうな・・・。
昨年からの不況で節約意識が高まったのと、エコブームの影響も関係しているようですが、自分のお気に入りの飲み物を飲むという事は、何よりも健康にいいようです。職場や学校で飲む飲み物は圧倒的にお茶とコーヒーが多いようですが、夏でも温かい飲み物を飲みたい人もいます。しかし、この時期、自販機は殆どが冷たい飲み物になっていて、捜しても見つからない。そうするとやはり、マイドリンクという事になります。メタボリックシンドロームが気になる人は、肥満予防の効果のあるお茶を持参する事もできます。
デパートやホームセンターでの水筒類の売れ行きが好調のようですが、その中でも、ふたを開けてすぐに飲めるタイプが人気です。通勤、通学途中でもいつでも飲めて、温かい飲み物は温かく、冷たい飲み物は冷たく保存しておく事ができるからです。

マイボトルにマイドリンクは、若い男性ばかりではなく、シニアの健康にも多いに役立ちそうです。しかし、「水筒男子」という言葉にはちょっと抵抗がある・・・という事で、「水筒紳士」あるいは女性なら「水筒婦人」と呼ぶべきところでしょうか。
自販機で缶コーヒーやペットボトルのお茶を買えば、不要なゴミが出ます。最近はリサイクル運動がかなり浸透してきていますが、一度出たゴミは誰かが回収しなければなりません。しかし、マイボトルなら洗って何度も使う事ができる・・・マイボトルを持参している人は「環境の事をきちんと考えている人」 「時代の流れに敏感な人」というイメージが定着しつつあります。
「水筒男子」はまだまだ増えそうな感じですが、「水筒紳士」、「水筒婦人」も、もっと増えて欲しいですね。

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